活動内容(詳細)

自助会(当事者会)

設備イメージ

 イラスト(凸物凹国~愉快な凸凹アニマルズ~(仮))より

 活動の主軸となる自助会ですが、当初は当事者を主体とした当時者会というスタンスで会を行っていましたが、後々当事者ご本人のみならず、その当事者を支える家族や友人また様々な支援者(関係者)も共に集い共に話し合うことで、より深く活動の幅を広げていけることから、現在では様々な方にご参加して頂いております。

 活動の内容としては、個人情報の観点から詳細な内容を記載できませんが、主には発達の特性からくる症状及び仕事や家庭での生活の他当事者本人を取り巻く環境環境についての悩みを中心に語り合っています。そして今までは(当事者としての苦しみを)人になかなか理解してもらえず、一人悶々と悩み苦しんでいた人生から、この会を訪れたことによりその悩みから少し解放され、会の終わりには参加された方がスッキリと帰っていただいていることが何よりです。

 会話の内容について「あまり多くの人には話したくない」との方は、タイミングが合えば個別でお話をお伺いさせていただくこともありますが、基本的に自助会は病院及び相談支援機関等のカウンセリングの場ではありませんので、最終的には参加者の心の持ちようの変化を期待することとなります(いわゆるエンパワーメントといえます)。基本的言いぱっなしで、「会で知り得た情報は他に開示しない」というのが大条件となっていますので、そこはよろしくお願いいたします。

 あと当会における自助会のトークスタイルですが、参加者それぞれの皆様が安心して参加し満足して帰っていただくためにも、特定の人および数人の人たちの独断場にならないよう気を付けています。そのための取り組みとして参加者おひとりお一人に満遍なくスポットをあてるためのトークリーダーとなる座長を選出し、(会の流れを妨げない程度において)発言したそうでなかなか言い出せそうにないと思われる方に話のきっかけを振ってみたり、またそれまでに発言がない人にはさり気なく意見を求めたりして、すべての参加者に何かしらの意見を安心して語り合えるしゃべり場になるよう心掛けています。
 ただし中には、「わたしは皆さんの意見をお聞きするだけで満足なので(私には)なにも降らないでそっとしておいてください。」との方にはビジターとして参加していただけますので、そこはご安心ください。

 以上が、当会における大まかなの自助会のスタイルとなります。

 自助会の流れ

 次に、自助会の流れ(進行)と致しましては以下の通りになります。
  ◎開会あいさつ
  ◎代表あいさつ
  ◎自助会への参加について
  ◎自己紹介
  ◎テーマ別グループトーク
  ◎休憩及びフリートーク
  ◎次回告知コーナー
  ◎参加した感想
  ◎全員で片付け
  ◎解散